会社を辞めたいけど、
・上司が怖くて言えない!
・同僚など周りに迷惑がかかる!
・辞めさせてくれない!
このような悩みを抱えていませんか?
かつて、私も同じような悩みを抱えていました。
新卒で入った会社がまさかのブラック企業だったのです。
サービス残業、休日出勤当たり前
朝7時に出社、0時に寮に到着(募集要項は8時半~17時半)
朝礼が軍隊のようで、罵声や灰皿が飛び交う職場
この他にも細かいことを言えばきりがありません。
辞めると言ってから3ヶ月間の引き止めに。
狭い個室に監禁状態での説教…その他諸々!
そして、私はついに夜逃げを決行してまで、その会社を辞めました。
しかし、
こんなクズ野郎な私でも、現在は複数の収入源を持ち、
『好きな仕事を週3日、他の日は自由に働き、休み、遊ぶ』
という働き方で充実しています。
・ブラック企業を退職できない人
・会社を辞めたいけど辞められない人
そう思われている方へ
私のような夜逃げして会社を辞めたクズ野郎でも、現在は充実したライフスタイルを送っています。
だから、
勇気を持って行動してほしい!
このメッセージをお送りしたくて、この記事を書きました。
今回の記事を読んで頂くことで、あなたの人生を変える何かのきっかけになれば幸いです。
ブラック企業を退職できない人へ!
私がこれまで会社を辞めたくても辞められないという相談を数多く受けてきました。
そこで私は共通点があることに気付きます。
それは先入観のある思い込みです。
「自分は辞められないのでは…?」という思い込み。
その原因は自分の意志よりも、
「周りにどう思われるかを心配している事」
から生まれているようです。
問題を解決するためには
まずは自分が本当にどうしたいのか?
を頭の中で整理することが大切です。
その方法を今からお伝えしていきます。
「辞めたくても辞められない会社」を辞める2つの思考法!
「辞めたくても辞められない会社」を辞める2つの思考法
- なぜ辞めたいのか?
- 心の底からどうしたいのか?
この2つを明確にすることがブラック企業を辞める大きな原動力となります。
ブラック企業を退職できない理由は人それぞれ違います。
- 上司が怖くて言えない!
- 同僚など周りに迷惑がかかる!
- 引き継ぎ期間のプレッシャーに耐えられない!
- 辞めさせてくれない!
など、いろんな理由があるでしょう。
でも、辞めるためには一つずつクリアしなければなりません。
それをクリアするために必要なのが、
「辞めたくても辞められない会社」を辞める2つの思考法です。
- なぜ辞めたいのか?
- 心の底からどうしたいのか?
その思考法について、1つずつお話していきたいと思います。
1.あなたはなぜ辞めたいのですか?
あなたが会社を辞めたい理由は何でしょうか?
給料が低い
サービス残業
拘束時間が長い
休日出勤が多い
パワハラやセクハラがある
他にやりたいことが出来た
やりたいことが出来ない
まずはここを明確にしましょう。
なぜ、辞めたいのか考える→先輩社員がその悩みを解決しているのかを観察してみる
など、会社を辞めたい理由を明確にすることで
「次に何をするべきなのか」
がわかります。
会社を辞めたい理由を明確にして次の行動に移りましょう。
2.心の底からどうしたいのか?
ここが一番重要です!
①本当に辞めたいのか?
②辞めたいけどしょうがないと思っているのか
①本当に辞めたいのか?
この気持ちが本当であれば問題ありません!
具体的に何をするか決めていきましょう。
②辞めたいけど今はしょうがないと思っているのか?
この場合はもしかしたら、社内にいながら何か出来る可能性があります。
周りで同じ悩みを持つ人と話し合ったり。
労働環境を良くするための改善案を出してみたり。
上記が無理な場合、労働相談情報センターなど専門機関に相談をする。
など、出来ることを片っ端からネットや本で調べる。
そして、順番に挑戦してみて下さい。
以上、
「心の底からどうしたいのか?」
についてはしっかりと頭で整理していきましょう。
続いて、
実際に私がどのような経緯で
「ブラック企業を夜逃げしてまで辞めたのか」
お話していきたいと思います。
【体験記】夜逃げしてでも、そこから抜け出せ!
私がブラック企業を辞めた理由は
自分らしさを失う
と働いていく中で痛感したからです。
自分らしさとは
“自分のやりたい事に挑戦し続けること”
私のいた会社はサービス残業、休日出勤あたりまえ。
そのため、社会人になってプライベートな時間がほぼなくなりました。
ジムにも格闘技の練習にも行けず…。
週末の旅行はおろか、平日にプライベートは存在しません。
そして、
何も挑戦できずにイライラする日々を送り続けていると…
ついにその環境に耐えられずに働き出して半年で初めて、
「辞めたい!!」
と思うようになりました。
ただ、働いて1年も経たずに会社を辞めるって、
何だかカッコ悪い!
親にあわす顔がない!
友達にも言えない!
今後の転職にも響く!
と世間体ばかりを気にしていました。
そして、
1年目が終わろうとする1ヶ月くらい前のこと。
新卒1年目では珍しいグループの新人研修リーダーに抜擢されます。
とても、名誉なことだったので「辞めたい」という気持ちはその時は消え去りました。
2日後に新人研修リーダーになりますと私は返事をしました。
時は流れて軍隊のような厳しい1ヶ月にわたる新人研修も終わり。
5月になり私は計7人の新人(直属の部下2人)を連れて支店に帰ってきます。
ここまでは「辞めたい」という気持ちが消えていたのですが…
日々のハードな業務に戻ると一気に辞めたいモードが再燃。
数日経ってから、私はついに会社を辞める決心をしました。
しかし、
私は新人研修リーダーになったことで責任も重たくなり容易に辞めさせてはくれません。
新人研修リーダーが辞めた事例は過去一件だけ。
案の定、辞める意思を伝えたら、上司Yに個室で2時間以上の説教。
かと思ったら、ふだんは行けない高めの飲み屋に連れて行かれ、
上司Y「最近、新人Mはじめ何人か辞めたいって言っているらしんだ。」
そうなんですか…(知らないふり)
上司Y「リーダーのお前からも相談にのってくれ」
はい…
上司Y「なぎ、これからも一緒に頑張ろうなぁ!」
いつもと180度ちがう優しい兄貴モードに。
このように飴とムチを繰り返して心を揺さぶりながら退職を阻止してくる上司Y。
このようなやり取りが2ヶ月ほど続きます。
駄目だ!!!
この会社はまじで辞められない…
半分あきらめかけた頃、同期から電話がありました。
同期「前に話した唯一辞めたリーダーのこと覚えている?」
もちろん覚えているよ!
同期「そのリーダーって夜逃げして辞めたんだって!」
え?夜逃げって…本当に!?
そのときは夜逃げって…ウケるwwと小馬鹿にしていました。
心の中でそんな辞め方はしたくない。
最初はそう思っていました。
ただ、時間が経っても辞められない現状はほとんど変わらず。
ある日、私のことをよく面倒見て下さって辞められた先輩と飲む機会がありました。
先輩はすでに新しい会社で営業をされていました。
しかも、かなり稼がれていること。
先輩D「仕事は12時~21時だから、平日でもガンガン飲みに行くよ!」
と漫勉の笑みで言われました。
さらに隔週で週休2日しっかり休みがあること。
これなら、自分が挑戦できなかったジムや格闘技の練習をしたり、流行りの店やショート旅行にも行ける。
久しぶりに胸が踊りました!
さらに寮もあってキレイなマンションだよとも教えてもらいます。
私は思い切って
僕もそこで働けたりします?
と質問しました。
先輩D「お前なら大丈夫だろ。支社長に聞いてみるよ」
と快く返事を頂きます。
この辺りから頭に「寮にうまく入れたら、夜逃げもありかも…」と思うようになりました。
そして、数日後に先輩から面接してくれると嬉しい報告を受けます。
面接に行くとその場で内定を頂きました。
ここで私は支社長に思い切って、辞めさせてくれない事情を話します。
すると、
支社長「入社前に寮に入ってもいいよ。」
まさかの返事を頂きました。
嬉しすぎて、何度もありがとうございますとお礼をしました。
これまで辞められなくて八方塞がりだったのが、ここで一気に好転します。
ここからはテンションも上がり頭の回転も速くなってきました。
引っ越しするためには車が必要。
ちょうど、学生時代の友人が同じように名古屋に配属されていたことを思い出します。
すぐにワンボックスカーを借りることは決まりました。
あとは
- 一人では無理な引っ越しをいつどのように決行するか?
- 自分の7階部屋のちょうど上で8階にいる上司Yにバレずに引っ越しできるのか?
という2つの大きな問題がありました。
1つ目の問題は直属の部下で一緒に辞めたいと言ってきた後輩Mが協力してくれることで解決。
2つ目の問題で上司Yに関してはかなり苦戦しました。
いつエレベーターや玄関ホールで鉢合わせするかわからないからです。
また、上司Yだけでなく他の社員に会うことだってあります。
ある日、上司Yが飲みに行くという情報が入りました。
上司Yは日頃は頭キレキレで超怖い営業マンですが、酔っ払うとすぐに寝るという特徴があります。
こうしたことから、私は「この日しかない!」と確信しました。
私は後輩Mに『夜逃げ決行の日時』を伝えます。
夜逃げ決行
ついに、
夜逃げ決行の日
21時に701の部屋に来るように後輩Mに伝えます。
上司Yが21時半過ぎのことでした。
8階の部屋の電気が着いたのを確認!
ちょうど道路の反対側のビルの窓が鏡がわりになっているのです。
上司Yが酔っ払って帰って来ました。
あとは彼が電気を消して寝るのを待つだけ。
じっと待ちました。
22時過ぎに電気の灯りが消えたのを確認して10分ほど様子を見る。
後輩Mに「今だ!行こう。」と声をかけて部屋にまとめた荷物をエレベーターに乗せます。
寮のマンションの下にこっそり停めておいたワンボックスに一回目の荷物を詰め込みました。
次の荷物を取りにエレベーターに乗ります。
このときは誰かと鉢合わせしないようにと願いつつ、心臓がバクバクしていました。
1階から7階までの時間がいつもの3倍以上長く感じました。
7階に上がると最後の荷物をまとめて再びエレベーターに乗ります。
ワンボックスカーにすべての荷物を詰め込むまで、誰一人と他の社員に会わずに済みました。
新しい寮に荷物を運び終え、24時過ぎに引っ越し完了。
人生最初で最後の夜逃げはドキドキハラハラしながら無事に終わりました。
翌日、営業に行っている間に寮母さんが部屋の異常を発見して会社に連絡。
先輩からすぐに会社に帰って来いと言われて、戻って状況を説明。
ここでも2時間以上、狭い部屋の中で説教されました。
しかし、
私の辞めるという強い意志と行動に、上司Yもついに心が折れます。
そして、私の退職が決まったのでした。
諦めない限り、やり直しはいつでも出来る!
退職が決まってからはいろいろな意味で大変でした。
本社からは取締役、各支店の異動した先輩から次々と電話がかかってきます。
お世話になった方々に大きな迷惑を掛けてしまったと初めて実感しました。
もちろん、
寮母さんや同僚、先輩や後輩と多くの人にもです。
申し訳ない気持ちは言葉には表せない位たくさんあります。
それでも、
当時を含めて今も後悔はしていません。
自分で深く考えて、自分で決めたからです。
諦めない限り、やり直しはいつでも出来ます!
一番怖いのは思考が停止して何も出来なくなることです。
ブラック企業を退職できないで悩んでいる人は
- なぜ辞めたいのか?
- 心の底からどうしたいのか?
とにかく、ここを徹底的に考えて下さい。
これを読んでいる今が一番若いんです。
自分なりに答えが出たら素直に行動してみて下さい。
きっと、現状を変えることが出来るでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
現在、私は好きな整体師(柔整師)の仕事を週3日、他の日はブログコンサルやブログ執筆、格闘技の指導者として好きな時に働き、休み、遊ぶというライフスタイルを送っています。
「サラリーマン新人時代は夜逃げをして会社を辞める」と、どうしようもないサラリーマンでした。
その後、転職は合計10回以上もしています。
一つの会社に長続きせずフラフラしていました。
ただ、「お金を稼いでやりたい事に挑戦する!」という考えはだけ一度もぶれませんでした。
その結果、今は『好きな仕事は週3日、自由に働き、休み、遊べ!』というライフスタイルで充実しています。
もし、あなたがこのようなライフスタイルに興味をお持ちでしたら、こちらの記事もぜひ読んでみて下さい。
これは私がサラリーマン時代に副業ブログで年間100万円を稼ぐまでの実践記になります。
この記事を読んで頂いたことで、あなたの何かのプラスになれば幸いです!